今日はメガネレンズの加工を紹介します。
左の写真はレンズメーカーさんから送られてきた状態のレンズです。
眼鏡店ではレンズをメガネ枠の形に合わせて削ります。
写真のように
最初のレンズはこんなに大きさがあり、
近視度数では
中心から外れるほどに厚みがあり、
使われない箇所も多くあります。
オーダメイドレンズ
メガネのツチヤではなるべく
必要最小限の材料で仕上げる様に
NikonさんやZEISSさんにご協力頂いています。
フレームの大きさに合わせて
最小限の大きさで注文することで
レンズの負担も減り、耐久性もあがります。
遠視度数では、薄く、軽く仕上げる事ができるので
性能も良くなります。
左)最薄素材レンズ 右)スタンダードレンズ
⇦こちらの画像は強い近視S-8.00Dのレンズ断面です
左半分は最薄素材、右半分は標準素材レンズです
最薄素材の縁厚が6.9mm 標準素材の縁厚が11,4mm
最薄型は同じ度数でもこんなに薄くなるんですね。
どちらにしても
既成の型で作るとこのように沢山の厚い箇所を削って
加工しないといけません、必要最小限の大きさのレンズを
オーダーすれば縁側の厚い部分はありません。
中心に近い薄い箇所から作りあげることが出来ます。
最近加工したレンズZEISSさんのレンズです。
じっくり見ると既成レンズの様にまん丸ではなく、
いびつな形をしています。
選んだメガネの形に合わせて
性能が発揮されるように度数だけでなく、形や
瞳の位置までフルオーダーしたレンズが届きます。
機械を使う時間も短くなり
削りカスも大幅に少なくすることが出来ます。
時間はかかってしまいますが
メガネのツチヤで作ったメガネが
お客様の快適な見え方や
環境も考えたメガネ作りであれたら嬉しいです。
静岡県下田市
メガネのツチヤ
0558-23-3487
info@megane-tsuchiya.jp