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2016年2月

四島について考えよう!北方領土マラソン。

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今日は、北方領土マラソンに参加しました。

なぜ下田で遠く離れた、日本の最北の島々のマラソンをするか?

実は
161年前の2月7日、日本とロシアの間で
北方4島は日本の、領土であると条約を結んだのは
写真で立っている、下田の長楽寺です。

下田で結んだこの条約には、心に響くお話があります。

下田でロシアと日本の条約交渉中に
安政の大地震、大きな地震がありました。
地震は房総半島から、南九州まで襲う大きな規模でした。
下田でも大きな津波が押し寄せ、2日間も押し寄せた記録があります。


ロシアの船は、大きく破損して
修理のために、西伊豆戸田に移動中に嵐に遭遇して沈んでしまいました。

なんと外国人を見たこともない、当時の漁師さんは
沈みかけている、ロシアの船に
嵐の中、命がけで船を100隻あまりを出しロシア人を救助し
雨の中、凍えるロシアの人に服を着せたり
小屋を作ったり、ご飯を炊きだしをして
ロシア人は感動したそうです。

このような中、わずか2ヶ月で
北方4島と南樺太を日本の領土に決めたそうです。


それだけでなく、伊豆の山から木を切り出し
ロシア人を帰国させる船、日本初の西洋型帆船100tを
3ヶ月で作りあげました。
すごい!

鎖国から開国したばかり、言葉も通じないロシア人と
共同で真夜中も必死で作ったそうです。
すごい!!

この時日本の年号は、嘉永から安政に変わっています。
日本がひっくり変える大きな出来事から
大きな飛躍をとげる
先人の生きる力
何より人間らしい、人を思う心を感じます。


こんな素敵な歴史がこの地で生まれたのですが

第二次世界大戦で日本が、無条件降伏をした後に
ロシアが北方4島を奪ってしまい
現在まで続いています。


とても大きく複雑な問題かもしれません。

でも当時の人から受け継いだ、心があればきっと解決できると思います。


まだ160年しかたっていないのですから